さいたま市内の振り込め詐欺等の特殊詐欺被害が増加している。多くの市民の皆様からも、「詐欺と思われる電話がかかってきた。」「危うく詐欺にあってお金を取られるところだった。」との声が、数多く寄せられていたことから、昨年の9月定例会の一般質問で、この問題を取り上げ質問をさせて頂きました。

昨年度は、提案した犯罪抑止効果のある「振り込め詐欺撲滅手形POP」が作成されました。このPOPは、電話の受話器の下に貼っておき、受話器を取るとPOPが立ち上がり詐欺被害への警戒を促すためのもので、神奈川県で導入され効果を上げていたことから、本市での導入を訴えたものです。

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また、本年6月定例会の補正予算で導入を提案していた「自動警告音付き通話録音装置の貸出事業」が盛り込まれました。この装置は、電話の呼び出し音の前に「振り込め詐欺などの犯罪被害防止のため、会話内容が自動録音されます。」とアナウンスが流れる仕組みとなっており、犯罪抑止効果が期待できます。埼玉県では、川口市・川越市・春日部市・越谷市・上尾市において先行して事業化されております。

市内在住の65歳以上の高齢者世帯を対象として、この装置を貸出する事業がスタートします。10月頃から市の広報などで設置希望者の募集が開始される予定となりました。予算化された貸出台数は500台ですが、効果検証を行って拡充してもらいたいと考えています。

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年々、手口も巧妙化してきています。市で実施する、こうした事業はもとより、常日頃から周囲の人の声掛けが大きな抑止につながります。振り込め詐欺など特殊詐欺被害に遭って悲しい思いをする方を無くすため、提案した方策の1つがカタチになり効果に期待をしたいと思いますが、今後も、詐欺被害撲滅に向け、できることは何でもやる覚悟で徹底的に取り組んで参りたいと思います。