セーフティネット住宅の整備促進へ!

2012年度予算案に、民間賃貸住宅の空き家を有効活用する『セーフティネット住宅の整備事業』が盛り込まれています。この事業は、公明党が一貫して推進してきたものであり、2010年度補正予算で時限的に事業化されておりました。

事業概要は、民間賃貸住宅の空き家を改修後、最初の入居者を子育て世帯や高齢者世帯、障がい者のいる世帯など、住宅の確保に困っている世帯とすることを要件に、空き家を改修した場合に、改修費用の1/3(上限100万円)/戸を補助するものです。

対象となる改修工事は、耐震化や省エネ化、バリアフリー化を含んでいることが条件となります。また、災害時に被災者が利用できるよう自治体と協定を締結することが追加され、居住支援協議会を設けるなど地方自治体との連携が強化されました。

住宅市場において、増加している民間賃貸住宅の空き家を有効活用すること、住宅困窮世帯に安心の住環境を整備すること、を目的としております。

私は、昨年の6月議会において、①民間賃貸住宅の空き家が増えている事。②公営住宅の募集倍率が20倍を越えている事。①②の問題意識から、民間賃貸住宅の借上制度の提案を一般質問で取り上げさせて頂きました。住宅困窮世帯と空き家の有効活用のマッチングが進むよう、『セーフティネット住宅の整備偉業』に期待しています。