67回目の憲法記念日

本日は、67回目の憲法記念日です。輿水恵一衆議院議員を迎えて、大宮駅西口デッキで街頭演説会を行いました。

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私からは、本日付の公明新聞に掲載されている、公明党「憲法記念日アピール」を紹介させて頂きました。以下、アピール文の要旨をご紹介します。

現行憲法の骨格をなす、恒久平和主義、基本的人権の尊重、国民主権主義の3原則は、人類の英知というべき普遍の原理であり、公明党は、この平和・人権・民主の憲法精神を国民生活と日本社会の隅々まで広く、深く定着させて開花させるために渾身の努力を重ねていくこと。

13条の幸福追求権、25条の生存権の理念に基づいた「人間の復興」に全力を尽くしていくこと。また、「核のない世界」に向け、唯一の被爆国としての使命を果たすべく核廃絶への闘いを推進していくこと。

現行憲法の精神を堅持しつつ、時代の進展に伴い提起されている「環境権」「地方分権」など新たな理念を加えて補強する【加憲】が、最も現実的で妥当なものであるとの立場をとっていること。そして、その上で憲法9条については、戦争放棄を定めた第1項、戦力不保持を定めた第2項をともに堅持した上で、自衛隊の存在や国際貢献の在り方を【加憲】の対象とすべきかどうか検討を進めていくこと。

集団的自衛権の行使容認問題については、政府は、これまでずっと「国際法上は保有しているが、憲法上はできない。」と解釈。国民や国際社会にも、この憲法解釈は定着しており、この解釈を変えるのであれば、どんな理由で、どのように変えるのか、その結果が国民生活や国際社会にどのような影響をもたらすのか等について慎重に議論を尽くしていく必要があり、幅広い国民的な合意形成と諸外国への説明努力が求められると考えていること。

憲法は、政党や政治家だけが議論するのではなく、主権者である国民が決めるものであり、公明党は、あるべき国の将来像を探る未来志向の視点に立って国民の皆様とともに真摯に、かつ丁寧な落ち着いた憲法論議を進めていくこと。

について、アピールしました。