介護ボランティア制度がスタートします!

さいたま市「介護ボランティア制度」が、いよいよ明日10/1からスタートします。

この制度の目的は、高齢者の社会参加、生きがいづくりと介護予防を促進し、ボランティア活動を推進することで、これから急速に進む『高齢化社会』に備えて「支えあいの地域社会」を目指すものです。

制度の概要は、高齢者が市内の介護施設などでボランティア活動を行った際に、ポイントが付与されます。それを貯めると「奨励金」又は福祉団体への「寄附」に交換できる制度です。

◆対象:さいたま市内在住で65歳以上の方

※同制度の利用には「介護ボランティア手帳」の交付を受ける必要があります。手帳の交付は、各区の高齢介護課へ登録申請を行います。登録者は市が指定するボランティア活動保険に自動的に加入となります。(市が一括して保険料を支払いますので費用のご負担はありません。)

◆対象ボランティア活動

①介護施設におけるボランティア活動

②高齢者などに対する宅配食事サービスにおけるボランティア活動

◆ボランティア活動とポイントの付与

ボランティア活動を行った後、手帳を施設等の責任者に提示すると活動実績に応じて「ポイントシール」がもらえますので、手帳に貼ってポイントを貯めていきます。

ポイントは、30分〜90分(概ね1時間)で1ポイント、90分以上(概ね2時間)で2ポイントで、一日上限2ポイントとなります。

◆ポイントの交換

1ポイント=100円。年間上限5,000円。で、「奨励金」としての受け取り又は福祉団体等への「寄附」をすることができます。

交換の申請は、各区の高齢介護課へ交換の申請をします。「奨励金」は、登録者本人の指定の銀行口座へ振り込まれます。尚、「寄附」は市が指定した対象団体から選択して行います。希望により、匿名での「寄附」も可能です。

この介護ボランティアポイント制度が、本市において高齢者が安心して暮らすことができる「支えあいの社会」を構築していくためのスタートとしていきたいです。

今後も、制度の拡充を図れるように全力で頑張って参ります!!