住民ら動き 街に活気を!の記事を読んで。
2/10付、読売新聞の埼玉版「住民ら動き 街に活気」の記事を読みました。
記事の内容は、浦和の街を活気づけようと、演劇や野外ライブなどを楽しめる芸術祭の開催を目指して、住民有志10人で「URAWA FESTIVAL FRINGE」という任意団体が設立されたことが紹介され、「街を元気づけるには、市民が一体となれるものが必要と考えて、街がそのまま舞台となるような芸術祭の開催を思いついた。」と、設立の目的と熱い思いの入ったコメントがあり、深く共感致しました。
さいたま市には、多くの文化資源があります。しかしながら、誕生から10周年を迎えたさいたま市は、合併によって誕生した市であり市民が一つになっていく要素が少ないように感じていたからです。
「本市での芸術祭の開催」は、公明党さいたま市議会議員団としても、以前より政策提言してきております。
また、昨年の12月定例会に於いては、「さいたま市文化芸術都市創造条例」が修正可決されました。その時の本会議での討論の一部ですが、ご紹介させていただきます。
誕生より10周年を迎えたさいたま市は、「合併によって誕生した市」であり、「文化芸術に関する多彩な地域資源を有する都市」でもあります。
歴史の中で継承されてきた文化芸術の伝統と、新たな価値観と自由な発想により人間の持つ創造性を最大限に発揮した芸術の力を融合させることによって、魅力と活力のある「さいたま市」を創造し、市民の皆様が豊かな心で笑顔溢れる都市を構築していくことが地域の活性化に寄与するものと考えます。
さいたま市が一つになって、多彩な地域資源を最大限に活かし、市民と文化芸術、都市の間に新たな関係性を生みだし、市民の皆様が、心から誇れるさいたま市を創造する為に、本条例を基として具体的な施策を積極的に推進していくべきであることを、申し添えさせていただき私の賛成討論と致します。
今後の施策展開は、これから具体的に検討されていくことになっていますが、熱い思いをもった市民の皆様や団体と行政が連携し、魅力ある都市として「さいたま市」の市政発展に向け、私も全力で頑張っていこう!と決意を新たに致しました。