「さいたま市さくら草特別支援学校」見学
3/24、本年4月から開校される「さいたま市さくら草特別支援学校」を見学して参りました。
さくら草特別支援学校は、肢体不自由と知的障害を併せ有する児童生徒の、通学に要する負担を軽減するため、さいたま市で2校目の特別支援学校です。
大きな特徴としては、教職員の他に3名の看護士が常駐していることです。教室には、電話が設置されており、緊急の場合には教員の判断で、すぐに救急車を呼ぶこともできる体制となっています。
さくら草特別支援学校の概要は、小学部、中学部、高等部の教室棟の他、給食室、室内温水プール、体育館、自立活動室、医療的ケア室など、子どもたちが健やかに学び成長できるように考えられた構成となっています。
◆医療的ケア室
◆教室棟
◆室内温水プール
◆自立活動室
普通教室、特別教室には床暖房が設置され、廊下も車イスで動きやすいように配慮された設計となっており、部材も各所に配慮されておりました。
通学の範囲は、浦和区全域、緑区全域、南区全域、見沼区及び岩槻区の旧16号線(県道2号線)より南側の地域となっております。
さいたま市東部地域の特別支援教育の充実に向け、学校内に「特別支援教育相談センターさくら草」も併設され、市内在住・在学の児童生徒の発達に関する問題や課題、生活上の悩みや心配事の相談、そして就学に関しての相談などを受け付ける体制ができることになります。
「さいたま市誰もが共に暮らすための障害者の権利の擁護等に関する条例」の理念を実現する拠点として期待しております。