さいたま市議会6月定例会が閉会しました。
6/6〜開会した「さいたま市議会6月定例会」が閉会致しました。市長提出議案16件、追加議案2件、議員提出議案2件が可決されました。
その他、本定例会では、委員会提出議案5件「給付型奨学金制度の創設を求める意見書」、「社会保障・税一体改革に関する意見書」、「基礎自治体への権限移譲に向けた支援策の充実を求める意見書」、「電気料金値上げ等に関する意見書」、「都市再生機構賃貸住宅居住者の居住の安定確保及び居住保障に関する住宅政策の確立を求める意見書」が可決された他、11件の請願審査のうち「さいたま新都心第8-1A街区整備事業推進に当たって誠実な対応を求める請願」1件が採択されました。
最終日となった6/29の本会議で、自民党より議員提出議案として、「石原慎太郎東京都知事の尖閣諸島購入計画に関する決議案」が提出されました。質疑→討論の後、採決では、民主党(14名)・改革フォーラム(7名)・無所属議員(1名)の22名が退席となり、議長を除く37名となり、自民党(19名)が賛成、公明党(11名)・共産党(7名)が反対となり、賛成19名・反対18名で可決となりました。
公明党は、①この問題は、現時点では東京都議会で議案が提出されていないので、石原都知事の尖閣諸島購入計画について具体的に示されておらず、何も決定していないこと。②さいたま市議会としての決議案については、全会派一致が原則となっているため、単独会派で提出された決議案については反対の態度となりました。
また、質疑と委員会付託が省略され、本日の採決となっていた人事案件は、副市長、教育委員会委員の採決が行われ、賛成多数で可決されました。