ドキュメンタリー映画【1/4の奇跡〜本当のことだから〜】&杉浦貴之さんトーク&ライブ

本日、NPO法人自立支援センターくれぱす(代表:上野美佐穂さん)主催の『命のいろってどんな色?〜笑描きだそう 自分とみんなのいろをつないで〜』のイベントに参加させて頂きました。

ドキュメンタリー映画「1/4の奇跡〜本当のことだから〜」は、養護学校教諭の山元加津子さん(通称:かっこさん)の学校で、かっこさんが出会った児童たちとかっこさんとの触れ合いを通し、かっこさんが体験した事を、宇宙の不思議や考古学・科学を通して、障がいや病気そのものにも意味があり、ひとり一人がかけがえのない存在であること、そして人間のもつ大きな力について考えさせてくれる映画です。

かっこさんは、学校の子供たちをお友達と呼びます。障がいをもつ子供たちの素敵な力を伝えたくてたまらない。そして、親友で多発性硬化症(別名MS)で亡くなった雪絵ちゃんとの約束を果たすために。年間80回を越える講演活動をされています。

命の大切さ、生きていくために大切な事、すべての命には意味があり、その意味を自覚してこそ、自分らしい人生が歩めることを教えてくれているように感じました。背伸びせず、自分らしく真っ直ぐに子どもたちと時間を共にしている、かっこさん。人間的にとても大きな魅力を感じました。機会をつくって、是非、直接お会いしたいなあと思っています。

上映会の後、杉浦貴之さんのトーク&ライブショーも素晴らしかったです。杉浦さんのメッセージ性の強い歌と、ユーモア溢れるトークにすっかり魅了されました。杉浦さんは、28歳で余命半年、2年以上生きる確率は0%と医師から宣告されましたが、現在では、がんになる前よりも元気で幸せに生きています。病気になったことで、自分がいかに生きるかを突き詰めて、がんを克服した経験を通して、自分らしく輝いて生きることを伝えたいと執筆活動やシンガーソングランナーとして活躍されている方です。

障がいや病気は、決してマイナスではなく、ありのままの自分で大丈夫なこと。宿命を使命に変えて人生を輝かせていくことができること。をメッセージとして伝えてくれているように感じました。

素晴らしいイベントに参加させていただき、主催者でありますNPO法人自立支援センターくれぱすの皆様、運営にあたられました役員の皆様に心より御礼と感謝申し上げます。大変にありがとうございました!