すまいるネット(神戸市すまいの安心支援センター)の取り組み
1/23、高齢者の住まいの情報提供をテーマとして「神戸市すまいの安心支援センター」を訪問させて頂きました。
高齢者向けの住宅や施設は、近年多様化をしており入居条件やサービス内容、利用料金などバリエーションに富んでいます。高齢者やご家族にとって、自分に適合した最適な住まいを選択していくことは、簡単なことではありません。
自治体では、住宅系の担当は住宅部局・施設系の担当は福祉部局と窓口が分散しており、どこに相談したらよいか分かりにくい現状があります。
神戸市では、すまいるネット(神戸市すまいの安心センター)で、高齢者向けの住宅や施設に関する情報を一元化して、高齢者の住み替え相談、ホームページやパフレットによる情報提供、セミナーや出前講座による普及啓発活動を実施しており、その事業内容と成果などについて調査させて頂きました。
同施設の利用者は、年間約20,000人、相談件数は約6000件もあります。神戸市が設置し神戸市住宅供給公社が運営しています。特に、高齢者の住み替え相談は、年々増加しており、平成23年度(370件)、平成24年度(604件)と前年比163%と大きく増加していることが確認できました。
相談窓口の一元化によって、様々な相談が集約される効果もあり、現状としてどんな課題があるのかをリサーチすることもでき、様々な施策に活用していくことができるのではないかと考えています。議会質問でも、何度も取り上げさせて頂いていることですが、団塊の世代が75歳を迎える2025年に向けて大変に重要な事業だと確信しています。
さいたま市の具体的な取り組みの推進ができるよう頑張っていきたいです。