スケアード・ストレイト教育技法を用いた交通安全教室について

5/27に報道機関に記者発表がありましたが、「スケアード・ストレイト教育技法を用いた交通安全教育」が、3年間で全ての市立中・高等学校で実施されることになりました。

スケアード・ストレイト教育技法を用いた交通安全教室とは、スタントマンによる模擬の交通事故の見学を通して、恐怖を体験することで、交通事故の危険性と交通ルール遵守の重要性を強く認識させる安全教室のことです。

さいたま市教育委員会では、今年度から平成28年度までの3年間で、全ての市立中学校・市立高等学校で実施していく予定としております。全ての市立中・高等学校での実施は、政令指定都市では初めての試みとなります。

安全教室の内容は、ガイダンスを行った後、スタントマンによる模擬交通事故での体験学習となっています。

体験の内容は、①自動車が時速40kmで自転車に衝突した際の衝撃、②自転車で迷惑運転(片手運転など)をした際の事故、③交差点に飛び出した自転車とオートバイの事故、④トラック左折時における自転車の巻き込み事故、などです。

同僚議員である神坂議員が、一般質問で取り上げ提案していたものですが、提案の内容通り、卒業までに1回は受講できる体制となりました。安全教室の実施によって、不幸な交通事故が減少することを期待しています。