さいたま市議会9月定例会 ~詐欺被害対策・空き家対策~

さいたま市議会9月定例会、市民生活委員会で議案外質問を行いました。今回、空き家対策と詐欺被害対策の2つのテーマについて取り上げました。

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●空き家対策について

適切な管理が行われていない空き家は、周辺住民の火災や防犯面での不安の他、衛生面等の環境に悪影響を与えるだけでなく、防災上も大きな課題となっています。地域住民の安心・安全を確保し、快適な生活環境をつくっていくために、空き家対策の推進は喫緊の課題であると考え、テーマとして取り上げました。

主な質疑項目は・・・

(1)空き家対策の現状と課題について

・過去3年間、管理不全となっている空き家の相談状況

・相談を受けてから、解決に向けた事務の流れ

・相談を受けた空き家の進捗管理をどのように実施しているか

・市内の「空き家等対策の推進に関する特別措置法」で規定される「特定空き家等」の現状

・市のアプローチによって、適正な管理がなされた事案はどのくらいか

・シルバー人材センターとの協定による効果について、どのように評価しているか

・問題解決に至らない要因、全体の傾向、どのような課題分析を行っているか

(2)空き家対策の推進について

・さいたま市では、空き家問題の解決に向けて専門的な知見を持った方に入ってもらい協議会を設置し、「空き家等対策計画」作成の検討を進めていく予定となっているが、計画策定に向けたスケジュール

・空き家を住宅セーフティネット機能として空き家を活用すること。空き家の利活用を推進するシステムの構築。についての考え

・利活用できる空き家の別件情報を提供する「空き家バンク制度」導入の考え

・「特定空き家等」管理不全状態となっている空き家解消に向けた、今後の取り組み

●詐欺被害対策について

昨年の一般質問でも取り上げたテーマですが、地元を歩いていると「詐欺と思われる電話があった。」「怪しい郵便物が届いた。」などの声をよく耳にします。「被害にあって悲しむ方を絶対に出さない!」との強い決意で、詐欺被害撲滅への更なる取り組みを期待して、テーマとして取り上げました。

(1)詐欺被害の現状と課題

・最近の市内詐欺被害の被害件数・被害金額・被害者の傾向

・現状を踏まえた市の問題意識

(2)詐欺被害対策の取り組みについて

・一般質問で提案した3つの解決策についての進捗状況

・高齢の女性が被害に遭うケースが多いことを踏まえ、他の部局と連携した普及啓発の考え

※質疑の詳細につきましては、後日市議会のHPで掲載されます。