さいたま市『こころの健康センター』視察
本日、同僚議員とさいたま市「こころの健康センター」に依存症についてのヒアリングに行って参りました。
こころの健康センターは、様々なこころの悩み、ひきこもり、思春期問題や、アルコール・薬物・ギャンブル依存症などの専門相談を行うところです。
医師や精神保健福祉士、臨床心理士、保健師などの資格をもったスタッフが皆様の相談を受け、問題解決に向け応じています。
また、「こころの病気」についての認知度を上げ、「こころの健康」についての知識を広める普及啓発活動を実施しております。
平成15年4月1日に誕生した同センターも9年目を迎えております。
現代の過度なストレス社会の中にあって、様々な精神疾患が増えつつあります。病状の進行を防ぐには、早期発見が大切です。疾患につながる予兆やサインを見逃さないためには、私たち一人ひとりが正しい知識を持っていくことで、大切な人を守っていくことが可能です。
依存症の本人は、自分は普通で病気ではない。と考えがちです。家族が気づいて早期に専門家に相談することで、病気の重度化を防ぐことができます。
職員のお話の中に、「家族相談が大事。」との言葉が印象に残りました。
「こころの健康」を守る施設として、今後も「こころの健康センター」の果たすべき役割は大きいと感じました。