そなエリア東京 防災体験学習施設 視察

11/25、東京臨海広域防災公園内にある「そなエリア東京」に、さいたま市議会災害に強いまちづくり促進議員連盟の視察に参加して参りました。

東京臨海広域防災公園は、首都圏で大規模な地震災害が発生したときに、国や地方公共団体等の緊急災害現地対策本部が設置され、公園全体が広域的な指令機能を受け持つ場所となります。

この施設は、内閣府と国土交通省で運営されており、有事の際に、現地対策本部の置かれるオペレーションルームの機能や救助救援活動、医療救急体制、食料や飲料水の調達運搬、緊急輸送活動の内容について、両省のご担当者よりご説明頂きながら、施設見学を行いました。

そなエリア東京は、防災体験学習ができる施設で、大きく「防災体験ゾーン」と「防災学習ゾーン」の2つのエリアで学ぶことができます。

被災後72時間(3日間)は、特に自ら被災した場所からの脱出し、同じく被災者を救出し、公的支援の体制が整うまで自助・共助で乗り越えなければなりません。この72時間の時間を乗り越えるための準備や行動ノウハウを具体的に、そして実践的に学べる施設となっております。

ニンテンドーDSを使って「防災クイズ」に答えながら、楽しく学ぶことができました。「災害をイメージする力」「災害発生時の対応力」を身につけることができる場所を意味する、そなえる+エリア=そなエリアとの名称をつけたようです。

首都圏で、30年以内に震度7.0以上の地震が発生する確率は70%以上とも言われております。いつ何時起こるかも知れない災害に備え、日頃からの心構えと準備の大切さを実感致しました。災害に備える意識高揚を図っていく取り組みの必要性を強く感じた視察となりました。