学校給食の放射性物質検査について
さいたま市では学校給食の安全性について、保護者の皆様や地域の皆様に、よりご安心して頂けるように、3学期中に全市立小・中・特別支援学校及び全市立保育園の給食における放射性物質検査を実施し、給食における内部被ばく量の情報提供をすることになりました。
さいたま市の学校給食は自校調理方式を基本としております。食材は、基本食材(米、麦)は埼玉県学校給食会、牛乳は日本乳業技術協会から調達し、その他の食材は各学校が市内産、市内を流通する農作物を調達しています。
市内を流通している農作物は、産地での放射性物質検査を行った上で、物品が流通しておりますが、さいたま市では、9月より「独自の放射性物質検査」を健康科学センターにおいて、ゲルマニウム半導体検出器を使って、市内産及び市内を流通する農作物の抜き取り調査を実施しております。検査結果については、市のHPで公開されております。
今回の「学校給食の放射性物質検査」は、各学校(一部、給食センター)で実際につくられた給食5日分を1検体として検査を行います。検査は、社団法人埼玉県食品検査協会、検査センターに外部委託されます。検査結果は、検体提出後、約1週間後にさいたま市WEBページにて公表されます。
検査する食材は、冷凍保管されており、万が一放射性物質が検出された場合には、食材の特定をしていくこととなります。