人形の里 アートフェスティバル

9/30、人形(ひな)の里アートフェスティバルを廻らせて頂きました。

セレモニーでは、奥山実行委員長、清水市長、加藤市議会議長、高橋商工会議所副会頭にご挨拶頂きました。台風17号の接近が心配され、屋外でのイベント開催が危ぶまれ、午前中までの開催となりました。その為、屋外ステージの午後の部については、一部会場を変更して行ったものの、中止となってしまったステージ発表もありました。(出演を予定していたグループの皆様にとって残念な天気となってしまいました。)

セレモニーの後、ステージ発表を少し見学して、画廊万両(鈴木酒造ギャラリー)で開かれた、地元で活躍されている美術作家15名の作品が展示されている「郷土の美術作家展」を見学させて頂きました。どの作品も心に響く素晴らしい作品で、本日限りで終了してしまうのはもったいないと思いました。

夕方からは、区役所の会議室で「岩槻の魅力を語る 〜生活の中の人形〜 区内小学校の人形づくり体験を語る」とのテーマでシンポジウムが行われ、参加させて頂きました。会場に到着すると、屋外で予定されていたダンスのステージ発表が行われており、たくさんの人だかりができておりました。

シンポジウムでは、西原小学校の児童が34年の間、地元の人形職人さんの指導のもと木目込み人形づくりを実施している取り組みを、教員、人形職人、小学校の児童たちの目線から発表がありました。岩槻の人形文化を継承していく素晴らしい取り組みだと感じました。

最近、外国の方が岩槻のお人形をお土産に購入する方が増えてきたことを聞いた先生が、岩槻人形の魅力を簡単な英語で伝えられるように、ビューティフル、キュート、スマートの3つの単語を教えたところ、子ども達はその言葉にジェスチャーをつけるなど発想の豊かさに驚きました。

今回のイベントの企画、運営にあたられました奥山実行委員長をはじめ、各種グループ、団体の皆様、役員・スタッフの皆様、大変にありがとうございました。(^^)