春季全国火災予防運動が実施されます!
3/1〜3/7まで、春季全国火災予防運動が実施となります。消防白書によると、3月〜5月の四季別出火件数は、火災の多い12月〜2月の冬季とほぼ同じ。2010年では、12099件にも上っています。
出火原因は、1位は放火となっております。14年連続の1位で、2010年では全火災の12%を占めております。建物への放火の対策として、①外部からの侵入を防ぐこと。(施錠などの徹底)②照明などを設置して建物周りの暗がりを無くすこと。③建物周りに燃えやすいものを放置しないこと。が大切です。
また、消防庁では火災予防の為に、「3つの習慣」を励行しています。①寝タバコをしない。②ストーブは燃えやすいものから離すこと。③ガスコンロなど火元を離れる際には必ず火を消すこと。
電気製品の電源プラグをコンセントに差したままの状態も危険です。プラグ周辺に埃が溜り、そこに水滴や湿気が加わると、火花放電を繰り返し、火災の原因になります。プラグ周辺の定期的な清掃や差し込み状態が不完全でないかどうかの確認が必要です。たこ足配線も危険ですので注意が必要ですね。
昨年6月から全ての住宅で「住宅用火災警報器」の設置が義務付けられました。この機会に、警報器が未設置の方は、是非設置を検討なさってください。また、設置されている方は、この機会に点検をしておくことも大切です。
火災による死亡者の約6割が65歳以上の高齢者となっています。日頃から心がけておきたいのは近隣とのお付き合いです。声を掛け合うことで、防火意識も高まり、周りの人もいざという時に力になってもらうこともできます。地域の中での、支えあいの心、助け合いが防火対策の大きな力になることを、この機会に確認し合えたら素晴らしいと思います。
共々に声を掛け合って、火災予防に努めて参りましょう!(^^)