東京ガス『千住テクノステーション』視察

11/21の午後、東京ガス「千住テクノステーション」に行き、SEN(スマートエネルギーネットワーク)の実証実験を視察して参りました。

東京ガス「千住SEN」では、経済産業省「分散型エネルギー複合最適化実証事業」の採択を受け、本年から3年間、主に3つの実証実験を行っています。

1.太陽熱・CGS廃熱を優先活用する熱源統合制御

2.太陽熱・CGS廃熱の双方向熱融通制御

3.太陽光発電の出力変動補完制御

東京ガス様が推進しているSENは、太陽光発電などの「再生可能エネルギー」と燃料電池のような「分散型エネルギー」を活用し、住宅・オフィス・商業施設などを電気・熱・ガス・情報でネットワーク化して、地域全体でエネルギー情報を共有し、相互に融することで、省エネ、低炭素化、エネルギーの安定化、エネルギーセキュリティの向上を目指しています。

「暮・楽・創ハウス」では、ホーム・エネルギー・マネージメント・システム(HEMS)でエネルギーの見える化、電気と熱の情報を一括で管理し、最も効率よくエネルギーを使うえるよう制御されています。

千住水素ステーションでは、環境負荷の低い天然ガスの特性を活かした水素エネルギーの実用化に向けた、実証実験を行っています。都市ガスから水素に改質する装置が設置されており、水素を燃料とした燃料電池自動車に燃料補給します。

自動車からは、排ガスではなく水のみ排出されるため、環境にやさしい次世代の自動車です。水素を燃料とした自動車にも試乗させて頂きましたが、エンジンがモーターのため、とても静かであり、シフトチェンジもないためスムーズに加速します。満タンで約800キロ以上の走行が可能との事です。

貴重なお時間を頂戴し、ご案内頂きました東京ガス様、大変にありがとうございました。